特集 日常臨床検査法
Ⅲ.血液
6.顕微鏡と血液検査(対談)
植竹 敏文
1
,
岩田 弘
2
1オリンパス光学第1開発部
2自治医大院病中検
pp.1469-1475
発行日 1974年12月25日
Published Date 1974/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908803
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岩田 血液像をルーチンワークとして行うためには,そのための顕微鏡,あるいはレンズが望まれるわけです.そのひとつとして血液像専用といってもいいほどよく使われるノーカバー対物レンズがありますが,1000倍よりは解像力が低下しやや"見え"が悪い.臨床検査としてはたしていいものかどうかという問題もありますし,またもっと見えがよくなるようなレンズ,顕微鏡の使い方があるんじゃないかと思うのです.まず光学系のことについて説明していただきたいと思います.
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