Senior Course 病理
臨床病理学的立場よりみた電子顕微鏡学・12—細胞病理学概説
相原 薫
1,2
1日本医大・病理
2中央電顕室
pp.1356
発行日 1974年11月15日
Published Date 1974/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908772
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I.細胞内の膜構造
1.細胞膜(形質膜)(cell(Plasma) membrane)
細胞の全表面を被覆しており,中に透明帯をはさんだ2本の平行に走る暗線として認められ単位膜(Unitmembrane)とも呼ばれる.平均85〜120Åの間でその表在面にcell coat(Fawcett),extracellular polysac-charide(Bennet)が存在するといわれる.
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