研究
ヒト嬰胎児血の血清学的鑑別法
大嶋 博
1
,
渡辺 嘉彦
1
,
吉田 宏
1
,
向山 明孝
2
,
加藤 博
1
,
池本 卯典
2
1神奈川県科学捜査研究所
2科学警察研究所
pp.875-877
発行日 1974年8月15日
Published Date 1974/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908634
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原発性肝癌患者診断用として市販されている抗α-フニトプロティン抗体および抗ハプトグロビン抗体,抗IgA抗体を併用することにより,胎児血痕と成人血痕とが容易に鑑別できた.また,母体血との混入および原発性肝癌患者血も鑑別できた.
また,胎児血痕については約60日経過後まで判定することが可能であった.
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