Senior Course My Planning
現場における技師教育について
小栗 豊子
1
1順大医院中央検査部細菌
pp.124-125
発行日 1974年1月15日
Published Date 1974/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908422
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パラメディカルの一翼を担う臨床検査技師の養成(3年制)は現在,その職種の特殊性から教育内容,教育期間について関係者の間で活発な論議がたたかわされている.特に,病院実習は,学校側と受け入れ側(病院)とのおのおのの立場で異論の多いところである.
また,技師の卒後教育については,現在のところ野放し状態といってもいいくらいである.学生生活から離れ,社会人,職業人として,円滑に進むために,また激しい進歩発展を続ける臨床検査に立ち遅れないためにも,卒後教育は不可欠であるといえよう.私自身,長年細菌検査に従事し,その間に新任の技師を受け入れ,また学校の実習生の指導を担当してきた.これらの経験から現場(病院検査室)における技師教育について,私なりの意見を述べてみた.
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