私たちの検査室
検査データの判定に電算機を駆使!—小倉記念病院検査診断科
pp.925-928
発行日 1973年8月15日
Published Date 1973/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908193
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当院検査室は検査診断科と呼び検査によってより正確な診断を目ざす考えを表わしている.山口大学医学部柴田教授(現川崎医大主任教授)のご指導下に設計し各部門間の隔壁をできるだけなくし,互いに一目で状況を把握し連帯感を持つのに役だっている.ルーチンのスクリーニング検査データをテレックスを通じ宇部コンピューターセンター(山口大中検と直結)に送り可能診断名と病態の判定の返信をうけている.これによって医師の個人差をなくし読み落としを防ぐ特色ある方式である.ガスクロマトグラフによる尿中ホルモン分析,アイソザイム,染色体,免疫電気泳動などの他機能検査部門を主に拡張計画の検討にはいっている.
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