新しいキットの紹介
Pre-Stained Slideの使用経験
秋山 淑子
1
,
折田 登志子
1
,
成田 征子
1
,
田代 喜代子
1
,
横山 アキ子
1
,
石井 美伎子
1
,
溝口 秀昭
1
,
山中 学
1
,
服部 理男
2
1東大病院中検
2埼玉県癌センター内科
pp.428-432
発行日 1973年4月15日
Published Date 1973/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908053
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はじめに
白血球百分比の算定を行なう場合,標本の作製に血液の塗抹,固定,染色の過程を経なければならない.この点,現在慣用されているライト染色の手技は決して繁雑というほどではないが,多量の検体を処理するにはきわめて簡便とはいいがたい.
このたび,われわれは簡易で実用的な血液標本を作る試みとして,G-E社から提供されたPre-Stained Slide(以下PS法)を使用する機会を得たので2,3の検討を行なった.
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