異常値の出た時・2
遊離脂肪酸の高い時低い時
中村 治雄
1
1慶大内科
pp.179-184
発行日 1973年2月15日
Published Date 1973/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907984
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最近,血液中の遊離脂肪酸の臨床的意義,およびその重要性が理解されるにつれて,しだいに遊離脂肪酸測定が頻繁に行なわれるようになってきた.
遊離脂肪酸はきわめて微量に存在する物質であるだけに,その測定上の注意もたいせつで,できるだけ誤差の少ない方法で測定されるべきであることはいうまでもない.さらに,採血から検査までの間で,その検体をいかに取り扱うかも重要な点である.
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