新しいキットの紹介
アルカリアゾビリルビンブルー法によるビリルビン測定キットの検討
山田 正明
1
,
高木 薫
1
,
上原 宏子
1
1神奈川県立こども医療センター検査科
pp.311-315
発行日 1972年3月15日
Published Date 1972/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907559
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はじめに
血清ビリルビンの測定は臨床検査には欠かせないもので,潜在性肝疾患の早期診断と治療に必要なことは衆知のごとくであり,かつ,特に新生児溶血性黄疸の指標として最も重要な検査種目となっている.
このことから新生児の血清ビリルビン測定の場合,もちろん超微量法が要求され,最近の傾向としても微量法および超微量法が普及しつつある.
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