座談会
ビリルビンの測定
西村 昂三
1
,
久城 英人
2
,
松村 義寛
3
1聖路加国際病院小児科
2近畿大学病院中検
3東京女子医大・生化学
pp.268-274
発行日 1975年3月15日
Published Date 1975/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542908902
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ビリルビンは黄疸に関連して血中に増加してくる物質であり,内科はもちろんのこと,殊に小児科において新生児黄疸などの診断には欠かせない検査項目ではあるが,果たしてそれを使用する場合において同一病院内での標準値があり,正確な値であっても,いざ一般に発表したり,患者の転入,出などの場合の数値の理解と利用がスムースでない場合があると思われる.この点の標準化の方向をさぐってみた.
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