主要疾患と臨床検査・14
筋肉疾患と臨床検査
竹谷 虎雄
1
1中央鉄道病院第2内科
pp.152-157
発行日 1970年2月15日
Published Date 1970/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906693
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はじめに
筋肉の病気は,筋力低下,筋萎縮(または仮性肥大),筋痛などの症状を現わしてくるもので,その起こり方にはきわめて慢性的なものから,かなり急激な発症を示すものまで種々ある.
これらの症状を呈する疾患の中には,多くの異なった原因を有するものが含まれているが,一般には,運動神経の障害に基づく神経原性筋萎縮症と,筋肉自体の疾患であるミオパチー(myopathy)とに大別される.
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