研究
ヘモチーム-Lの使用成績
浅野 紀子
1
,
正路 喜代美
1
,
茂手木 皓喜
1
1東大中央検査部
pp.797-799
発行日 1969年9月15日
Published Date 1969/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906533
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Leucineaminopeptidase(LAP)の測定法で現在主に行なわれているのは,基質にL-leucyl-β-naphthylamineを用いる方法である.これはLAPによって遊離したβ-naphthylamineを呈色させる方法である.原法としてのGoldbargの方法1)は,Bratton-Marshall試薬との反応によるアゾ色素を比色するものであるが,その他ジアゾニウム塩カップリングによる方法2),P-dimethylaminobenzaldehydeによる比色法3),P-dimethylaminocinnamaldehydeによる比色法4)などがある.そしてこれらの方法による試薬キットが市販されている.ここに報告するのはp-dimethylaminobenzaldehydeによる比色法をキットにした"ヘモチーム-L"(第一化学)の検討成績である.
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