私の工夫
PSPテストの混濁について
香川 正博
1
1国立善通寺病院研究検査科
pp.867
発行日 1962年12月15日
Published Date 1962/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906055
- 有料閲覧
- 文献概要
PSPテストの内のChapman—Haisted変法(15分試験法)において,可検物が提出され光電比色計で測定する場合,誰しも困ることであるが,10%水酸化ナトリウム液数mlを加えて呈色させると,可検物によると混濁が出て来る場合が非常に多い。そのため光電比色計では,濁度の影響のため測定困難である。PSPの排出量が非常に少ない場合は(—)の値となることすらある。しかし私の考えた方法で測定すれば,この困難は解除するのではなかろうか。
Copyright © 1962, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.