グラフ
外来診療のうごき—国立京都病院外來診療棟
安冨 徹
,
岩脇 明夫
pp.31-43
発行日 1955年10月1日
Published Date 1955/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201015
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国立京都病院の外来診療棟は昭和30年1月に竣工した。敷地の関係上三層となつている。患者はゆるいスロープを登つて二層目の玄関に入り,診療をすませれば地階から帰るようになつている。
二層目(一階と呼んでいる)には受付,薬局などのおきまりのもののほかに新しい試みとして中央注射室がある。診察室は内科,外科,整形外科,産婦人科があり,その他に外来手術室,癌相談室,臨床検査分室,保健指導部などがある。三層目(二階と呼んでいる)には,眼科,耳鼻科,聴力検査室,小児科,皮泌科,歯科があり,玄関のホールの上が,医長室,医員室,図書室となつている。地階は血液銀行,製剤室,高血圧センターの診察室が主で,中央病歴室,歯科技工室,倉庫などを附属している。
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