研究
尿糖カラメル法と半定量法との比較
玄番 昭夫
1
,
前田 文子
2
1順天堂大学医学部臨床病理学教室
2順天堂大学医学部付属医院中央検査室
pp.353-355
発行日 1962年5月15日
Published Date 1962/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905972
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近時ベネジクト法に代わってClinitest (Ames Co.製品,ベネジクト法の変法)やGalatest (Denver Co.製品,ニーランデル法の変法)あるいはシノテスト1号(シノテスト研究所製品,ベネジクト法の変法)なる商品名の試薬が用いられ,更にTes-Tape (Lilly Co.製品),Clinistix (Ames Co.製品)のように試験紙による尿糖の定性,半定量が広く行なわれている。いずれも日常検査の簡易・迅速化の要求にこたえるものである。
しかしこれらの製品を半定量法として用いる場合,どの程度の信頼性を置いてよいかあらかじめ知っておくことが必要である。
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