研究
海上自衛隊横須賀地区病院における全肺機能検査の考察
阿部 秀雄
1
,
上の薗 義一
1
,
鎌田 康男
1
,
奥田 淳
1
,
井上 キミエ
1
,
降矢 百分子
1
1海上自衛隊横須賀地区病院臨床検査課
pp.351-352
発行日 1962年5月15日
Published Date 1962/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905971
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I.緒言
臨床的機能検査の中で最も立ちおくれていた肺機能検査も心肺生理学,胸部外科の発達および麻酔学の進歩などと相まって,長足の発展をとげ,それらの新しい知識に基づいて肺機能障害の状態を量的ならびに精細に判定し得るようになった。
また種々の心肺機能検査は胸部手術前の機能検査として重要であるが,また術後社会復帰の基準として重視されている。私たちは当病院で肺結核外科的療法を行なった者の全肺機能検査について検討を加える。
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