研究
虎の門病院における基礎代謝率測定の統計的吟味
江部 充
1
,
三上 智久
1
,
勝山 幹子
1
,
外丸 弘子
1
,
見形 依久子
1
,
三平 征子
1
,
埋田 信子
1
1虎の門病院臨床生理検査室
pp.597-599
発行日 1961年9月15日
Published Date 1961/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905880
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日常臨床検査に従事する者は正しい結果を出すために努力すると共に,被検者に必要以上の生理的負担をかけないように心掛けなければならない。しかしながら基礎代謝率(BMR)の測定は被検者自身の生理的条件による1変動と測定方法,装置及び検者の技術の巧拙によりかなりの範囲に測定値が分散するため同一被検者について同時に繰返し測定を行うことが必要とされている。
我々は最近2年間虎の門病院臨床生理検査室において測定した627例につき統計的に測定値の吟味を行つた。
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