技術解説
キエルダール法(臨床分析における)
佐藤 徳郎
1
,
福山 富太郎
1
1国立公衆衛生院 栄養生化学部
pp.557-560
発行日 1959年10月15日
Published Date 1959/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905622
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キエルダール法の原理は有機物を濃硫酸とともに高熱し,その中に含まれるすべての窒素をアンモニアに変えることであり,いろいろな方法1)**が研究紹介されている。大量法と微量法とがあるが臨床分析では微量法によるのがよく,それは検体の採取量が比較的少量でよいから,試薬の使用量もそれに応じて減り,時間的にもはやくはかれるなどの点で有利である。
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