技術解説
腎機能検査法(その3)—Tm G及Tm PAH測定の実際
古川 俊之
1
,
梶田 知道
1
,
浦壁 重治
1
1大阪大学附属病院 中央臨床検査科
pp.79-84
発行日 1959年2月15日
Published Date 1959/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905546
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序
本検査は実施に当つて前回に比し相当複雑で試料の採取迄は医師の領域,それ以後は検査員の担当という分業により両者相互の密接な連けいが必要である。
さて尿細管極量には,再吸収極量と排泄極量とがあり,第1表の如く実際の検査に利用されるものはブドー糖吸収極量(TmG),PAH排泄極量(Tm PAH),Diodrast排泄極量(Tm Diod)等がある。
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