今月の主題 インフルエンザ―新しい知見
各論
乳幼児のインフルエンザ
菅谷 憲夫
1
Norio SUGAYA
1
1日本鋼管病院小児科
キーワード:
インフルエンザ
,
小児
,
アマンタジン
,
ノイラミニダーゼ阻害剤
Keyword:
インフルエンザ
,
小児
,
アマンタジン
,
ノイラミニダーゼ阻害剤
pp.145-150
発行日 2002年2月15日
Published Date 2002/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905035
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小児科領域では,インフルエンザが冬季の重要な入院の原因となり,日本では,毎年,数千人から数万人の小児がインフルエンザにより入院している.インフルエンザ入院の主体は,学童ではなく4~5歳以下の乳幼児である.インフルエンザは,外来やベッドサイドで迅速診断を実施し,抗ウイルス剤で治療する疾患となった.ワクチンも,小児では,経鼻的に噴霧して投与する弱毒生インフルエンザワクチンの導入も近い.
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