今月の主題 視機能検査と臨床検査
各論
色覚検査
水野谷 智
1
Satoshi MIZUNOYA
1
1国立千葉病院眼科
キーワード:
錐体
,
先天色覚異常
,
後天色覚異常
Keyword:
錐体
,
先天色覚異常
,
後天色覚異常
pp.1543-1547
発行日 2001年11月15日
Published Date 2001/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904976
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
色覚異常には先天色覚異常と後天色覚異常があり適応となる検査が若干異なる.仮性同色表は簡便に検査できるという特長があり,スクリーニングに用いられる場合が多く,検出に関しては非常に優れている.色相配列検査で異常の程度が強度なのか軽度なのかを判定する.アノマロスコープは現在用いられている先天色覚異常の検査では,最も信頼性の高い検査で,先天色覚異常の有無,類型,程度の判定を行う場合には欠かせない検査である.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.