今月の主題 蛋白質の活性と蛋白量
話題
糖尿病と血中アルドース還元酵素蛋白量
金子 晋
1
,
中川 理
1
,
立川 智一
2
,
相澤 義房
3
Susumu KANEKO
1
,
Osamu NAKAGAWA
1
,
Tomokazu TACHIKAWA
2
,
Yoshifusa AIZAWA
3
1新潟大学医学部第一内科
2三菱ガス化学株式会社研究所
3新潟大学医学部第一内科
キーワード:
糖尿病
,
アルドース還元酵素蛋白量
,
糖尿病性血管合併症
Keyword:
糖尿病
,
アルドース還元酵素蛋白量
,
糖尿病性血管合併症
pp.984-986
発行日 2001年9月15日
Published Date 2001/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904861
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1.はじめに
糖尿病は生活習慣病の1つであり近年ライフスタイルの欧米化に伴い年々患者数が増加している.また20世紀初頭のインスリンの発見,その後の治療薬の開発により高血糖そのものによる死亡数は激減したが同時に合併症に苦しむ患者数は増加してきている.
糖尿病性血管合併症の予防や治療のためにその成因,発症機序について様々な基礎的研究,臨床的研究が多施設で行われている.
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