学会だより 第47回日本臨床病理学会総会
変貌を遂げる日本臨床病理学会
磯部 和正
1
1筑波大学臨床医学系臨床病理学
pp.338
発行日 2001年3月15日
Published Date 2001/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542904723
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第47回日本臨床病理学会総会は,福島県立医科大学臨床検査医学教授の吉田浩総会長のもと,2000年11月2~4目の3日間郡山市の産業展示館ビッグパレットふくしまで開催された."21世紀への臨床検査への飛翔"というテーマのもと,総会長講演,特別講演2題,招待講演2題,教育講演12題,シンポジウム11テーマ61題,フォーラム7題,R-CPC2症例,一般演題(口演157題,ポスター237題),専門部会講演会3題,機器試薬セミナー12題,標準委員会,臨床検査標準化協議会報告とテーマに相応しい内容の会であった.
本総会は今回で47回と半世紀近い歴史を持つが,臨床病理学会が11月3日付けで,日本臨床検査医学会という名称に変更になった.全国の大学医学部の講座名の多くが臨床検査医学であり,また,臨床検査医学のほうがより内容を表していることを考えるといたしかたないと言える.2000年が臨床病理学会の最後の年となったわけである.2000年の臨床病理学会は,10月30,31日に仙台市で開催された第40回日本臨床化学会年会に連続して開催されたが,2001年度は合同で8月にパシフィコ横浜で開催される.これも時代の流れで,学会開催の統合化が進められている.
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