今月の主題 臨床検査情報処理の将来
将来への展望
次世代のLISとは―企業が考えるこれからの臨床検査システム
松崎 駿二
1
Shunji MATSUZAKI
1
1(株)エイアンドティー
キーワード:
ラボラトリーインフォメーションシステム
,
LIS
,
パッケージシステム
,
エキスパートシステム
Keyword:
ラボラトリーインフォメーションシステム
,
LIS
,
パッケージシステム
,
エキスパートシステム
pp.635-640
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903750
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ラボラトリーインフォメーションシステム(LIS)はすでにパッケージシステム主流の時代となっているものの,いまだユーザー個別のカスタマイズに多額の経費を要する.したがって,カスタマイズ負荷の少ないシステム開発を目指すべきである.また,LISの処理内容も,次世代のものとして,エキスパートシステム(Expert System)や画像処理の実現を目指すべきであるし,CollaborationやOn-Lined Work-flowなどの最新OA環境の導入も期待できるものがある.しかし,近年のパソコンフィーバーに浮かされた状況から一歩下がりLISの本質を捉えていかないと,外見だけの次世代LISを生んでしまうことが懸念される.
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