質疑応答 臨床生理
Ⅰ波導出困難なABRの記録法
川名 ふさ江
1
,
Q生
1虎の門病院臨床生理検査部
キーワード:
ABR
,
I波
,
外耳道電極
Keyword:
ABR
,
I波
,
外耳道電極
pp.340-343
発行日 1997年3月15日
Published Date 1997/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903281
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Q 感音難聴があり,聴神経腫瘍を疑われて聴覚脳幹誘発反応(ABR)の検査を依頼されることがよくあります.聴神経腫瘍の診断はⅠ-Ⅴ波間潜時,Ⅰ-Ⅲ波間潜時で評価されるためI波の導出が不可欠となります.しかしながら感音難聴の人はI波導出が困難な場合が少なくなく,音圧を上げても導出できないことがあります.何か良い方法があったら教えてください.
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