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資料
高濃度サリチル酸ナトリウムを使用したウレアーゼ・インドフェノール法による尿素窒素の定量:学生実習への使用
Modified urease-indophenol method using high-dose sodium salicylate to quantify urea nitrogen for the practice of biochemistry in undergraduate laboratory course
鴨下 信彦
1
,
為本 浩至
1,2
,
富永 眞一
1
1自治医科大学医学部生化学講座病態生化学部門
2我孫子聖仁会病院内科
キーワード:
尿素窒素
,
ウレアーゼ・インドフェノール法
,
Berthelot反応
,
サリチル酸ナトリウム
,
学生実習
Keyword:
尿素窒素
,
ウレアーゼ・インドフェノール法
,
Berthelot反応
,
サリチル酸ナトリウム
,
学生実習
pp.790-795
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200885
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尿素をウレアーゼでアンモニアに分解した後に,青色のインドフェノール色素に変換するウレアーゼ・インドフェノール法は,尿素窒素定量法として長い歴史をもち,初学者の印象にも残る呈色反応である.臨床検査室の測定が酵素法に変わり,インドフェノール法を扱う製品と書物が消えていくなか,教育に携わる筆者らは,学生自身が実習で尿素の定量を行う目的で,原法のフェノールを高濃度サリチル酸ナトリウムに変えた測定系を再構築した.
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