Japanese
English
研究
慢性関節リウマチ患者における免疫グロブリンクラス別リウマトイド因子測定
Immunoglobulin Classes of Rheumatoid Factors in Rheumatoid Arthritis Detected by Enzyme-linked Immunosorbent Assay
北橋 繁
1
,
水原 祐次
1
,
松井 正
1
,
巽 典之
1
,
小池 達也
2
,
油谷 安孝
2
Shigeru KITAHASHI
1
,
Yuji MIZUHARA
1
,
Tadashi MATSUI
1
,
Noriyuki TATSUMI
1
,
Tatsuya KOIKE
2
,
Yasutaka YUTANI
2
1大阪市立大学付属病院中央臨床検査部
2大阪市立大学付属病院整形外科
1Department of Central Clinical Laboratory, Osaka City University
2Department of Orthopedics, Osaka City University
キーワード:
lgG rheumatoid factor
,
慢性関節リウマチ
,
ELISA法
Keyword:
lgG rheumatoid factor
,
慢性関節リウマチ
,
ELISA法
pp.231-235
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902840
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RA患者を中心に,免疫グロブリンクラス別RFとしてエイテストIgGRF(エーザイ)とイムノエリット・RF(G)(東洋紡)をELISA法で測定した.臨床との関連性は,IgG・RFとstageの間で関係が認められ,G-RFと異なる結果であった.これは主に,G-RFの二次標識抗体のクラス特異性の問題からIgMに属するRFによる影響が考えられた.クラス別RFでは,標識抗体のクラス特異性によって測定結果が異なり,これが施設間差の一因となる.標準品が作製されていないことから今後,測定単位の統一が必要であると考えられる.
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