今月の主題 定量検査のQM―精度向上への道筋
内部精度管理(IQC)
血漿蛋白国際標準物質
伊藤 喜久
1
Yoshihisa ITOH
1
1自治医科大学臨床病理学教室
キーワード:
血漿蛋白国際標準物質
,
IFCC
,
CRM470
Keyword:
血漿蛋白国際標準物質
,
IFCC
,
CRM470
pp.515-518
発行日 1995年5月15日
Published Date 1995/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902464
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国際臨床化学連合(IFCC)は,ヨーロッパ標準化事務局(BCR),アメリカ病理医会(CAP)の協力の下で,同時に14種類の成分を標準化した血漿蛋白国際標準品を作製した.この新しい標準品はCRM470と呼ばれ,これまでにはない数々の優れた特性を有し,世界レベルでの血漿蛋白の標準化に大きな道を開くことが期待される.ここでは,CRM470の特性,筆者らによる評価結果,今後の動向を中心に述べる.〔臨床検査39:515-518,1995〕
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