編集者への手紙
単一ヒト精子内遊離力ルシウ測定法
庄野 正行
1
,
宮本 博司
1
,
南 晋
2
1徳島大学医学部総合研究室形態班
2徳島大学産科婦人科学
キーワード:
ヒト精子
,
FURA2―AM
,
ポリエルリジン
Keyword:
ヒト精子
,
FURA2―AM
,
ポリエルリジン
pp.1049-1050
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901686
- 有料閲覧
- 文献概要
ヒト精子の細胞内遊離カルシウムの測定は浮遊状態でしか測定できなかった.それは,精子は常に遊泳しており,単一での測定が不可能であったためである.今回,この遊泳しているヒト精子細胞をカバーグラス上に接着させ,FURA2-AMを用いて,細胞内遊離カルシウムの変化を観察することに成功したので報告する.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.