編集者への手紙
洗浄力バーグラスを用いた単一ヒト精子内遊離カルシウム測定法
庄野 正行
1
,
石川 ひろみ
2
1徳島大学医学部総合研究室形態班
2徳島大学医学部産科婦人科学
キーワード:
ヒト精子
,
FURA 2-AM
,
卵胞液
Keyword:
ヒト精子
,
FURA 2-AM
,
卵胞液
pp.1098-1099
発行日 1994年9月15日
Published Date 1994/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902114
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1.はじめに
ヒト精子の細胞内遊離カルシウムの測定1)は浮遊状態でしか測定できなかったため,われわれは,ポリエルリジンを用いて接着させる方法2)を開発したが,その影響がどれほどあるかを知らなかった.そこで今回,よく洗浄したカバーグラス上に遊泳しているヒト精子細胞を接着させ,FURA 2-AMを用いて,細胞内遊離カルシウムの変化を観察することを試みた.
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