今月の主題 酵素検査標準化の動向
座談会
酵素検査の標準化をめぐって
亀井 幸子
1
,
瀬戸 四郎
2
,
中 恵一
3
,
奥田 潤
4
,
中山 年正
5
1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科
2社団法人日本臨床検査薬協会
3大阪市立大学医学部臨床検査医学教室
4名城大学薬学部臨床生化学教室
5虎の門病院臨床化学検査部
pp.527-537
発行日 1993年5月15日
Published Date 1993/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901534
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酵素検査の標準化は,いくつかの障害を乗り越えながら着実に進行しつつある.とりわけ,日本臨床化学会が"常用基準法"を提案したことは1つの進歩である.しかし,国際的な視野から見ると,よりいっそうの進展も必要となる.酵素検査の標準化がはらむ諸問題を歴史的経緯を踏まえて具体的に取り上げ,さらなる進展に必要な視点,今後の展望を語っていただいた.(於・医学書院,1993.1.11)
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