今月の主題 閉経と臨床検査
技術解説
尿中ピリジノリン,デオキシピリジノリンの測定
堀江 均
1
,
関根 恭一
1
,
松山 雅彦
1
,
青木 紀夫
1
,
畠 啓視
1
Hitoshi HORIE
1
,
Kyoichi SEKINE
1
,
Masahiko MATSUYAMA
1
,
Norio AOKI
1
,
Keishi HATA
1
1(株)三菱油化ビーシーエル研究開発部
キーワード:
ピリジノリン
,
デオキシピリジノリン
,
蛍光検出液体クロマトグラフィー
,
コラーゲン
,
骨吸収
Keyword:
ピリジノリン
,
デオキシピリジノリン
,
蛍光検出液体クロマトグラフィー
,
コラーゲン
,
骨吸収
pp.384-388
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901493
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骨吸収の新しい生化学的マーカーとして注目されている,尿中ピリジノリン(Pyr)およびデオキシピリジノリン(D-Pyr)の測定法について,筆者らの方法を中心に解説する.Pyr,D-Pyr (以後まとめてPyrsと略)の測定は尿試料を塩酸で加水分解後,CF-1セルロースカラムで精製し,蛍光検出液体クロマトグラフィー(HPLC)で測定した.尿中Pyrsは各種代謝性骨疾患の評価において,鋭敏で有効なマーカーであることが示唆され,今後の臨床応用が期待される.〔臨床検査37(4):384-388, 1993〕
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