今月の主題 成長因子と増殖因子
総説
成長因子と増殖因子 現状と展望
佐藤 靖史
1
Yasufumi SATOH
1
1大分医科大学内科学第一教室
キーワード:
増殖因子
,
病態
,
治療
Keyword:
増殖因子
,
病態
,
治療
pp.7-11
発行日 1992年1月15日
Published Date 1992/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900934
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増殖因子は細胞の増殖や種々の細胞機能を調節する重要な調節因子であり,個体の発生のみならずさまざまな病態に深くかかわっていると考えられている.しかしこれまで報告されている増殖因子の成績は培養細胞や実験動物から得られたものがほとんどであり臨床領域での理解は必ずしも十分とはいえない.本稿では増殖因子の現状と今後の展望について特に臨床的に重要と思われる点に留意して解説した.
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