今月の主題 脂質代謝異常
技術解説
Lipoprotein (a)[Lp (a)]測定法
大久保 実
1
,
村勢 敏郎
1
Minoru OKUBO
1
,
Toshio MURASE
1
1虎の門病院内分泌代謝科
キーワード:
Lp(a)
,
動脈硬化惹起性
,
血栓形成性
,
プラスミノーゲン
,
Lp(a) phenotype
Keyword:
Lp(a)
,
動脈硬化惹起性
,
血栓形成性
,
プラスミノーゲン
,
Lp(a) phenotype
pp.129-134
発行日 1991年2月15日
Published Date 1991/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542900487
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Lipoprotein (a)[Lp (a)]は,low density lipoprotein (LDL)にapo (a)と呼ばれるglycoproteinが結合したmacromolecular complexであり,直接あるいは凝固系を介して動脈硬化に深く関与している.Lp (a)の測定は定性法・定量法があり,ELISA法が汎用されている.Lp (a)は,今後臨床検査レベルで測定され,冠動脈硬化症や脳血管障害の危険因子として重視されると思われる.
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