今月の特集 超音波検査士に必要な医用超音波の基礎
扉
河合 昭人
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院中央検査部
pp.911
発行日 2024年8月15日
Published Date 2024/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203686
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超音波検査士を取得するには,基礎と臨床からなる試験に合格しなければなりません.臨床の試験対策は,成書や各ガイドラインなどを参考にした勉強と,日常の臨床経験を積み重ねながら習得できると考えています.しかし,基礎については,不得意と感じている検査技師が多いことと思います.物理や工学系の数式はなかなか難解な部分が多く,この難解な公式などを理解するのにも一苦労ではないでしょうか? 超音波検査士取得のための基礎編を解説していただくことで,1人でも多くの受験者の理解が進むようにしたいと思います.
本特集では,超音波検査士研修ガイドラインに沿って進めています.全ての項目を網羅することは誌面の都合上できませんが可能な限り収載しました.また解説の最後に重要用語・公式集と模擬問題を提示しました.ここで基礎固めができればと考えています.
読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.
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