今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
扉
河合 昭人
pp.245
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200716
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心電図検査は,正しく記録できることは当たり前ですが,担当者がその場で判読し,緊急度の有無を判断することが求められる検査です.心電図異常が発する患者病態のサインを見逃さないために,“心電図波形のどこに注目すべきか”,“どのような病態なのか”などを検査担当者として知っておく必要があります.
本特集では,病態からのアプローチではなく,波形からのアプローチとしてP波・QRS波・ST-Tと頻脈・徐脈に大きく分けました.基礎的な内容から始めて,その病態についても解説をいただきます.検査技師にとって判読の難しい心電図については,項目ごとに図などを用いて詳細に解説されています.
担当業務の方はもちろん,他のモダリティーなどの担当業務ではない方にも興味深くご覧いただける内容となっております.みなさんのスキルアップの一助となれば幸いです.
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