Japanese
English
今月の特集 造血器・リンパ系腫瘍のWHO分類 第5版
肥満細胞症/好酸球増加症と特定の遺伝子再構成を伴う骨髄性/リンパ性腫瘍
Mastocytosis, myeloid/lymphoid neoplasms with eosinophilia and defining gene rearrangement
増田 亜希子
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院分院臨床検査部
キーワード:
肥満細胞症
,
好酸球増加症
,
チロシンキナーゼ
,
PDGFRA
,
JAK2
,
FLT3
,
ETV6
Keyword:
肥満細胞症
,
好酸球増加症
,
チロシンキナーゼ
,
PDGFRA
,
JAK2
,
FLT3
,
ETV6
pp.698-702
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203338
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●肥満細胞症は,WHO分類第5版でも独立したカテゴリーとなっている.全身性肥満細胞症(SM)では,新規病型として骨髄肥満細胞症(BMM)が追加されるとともに,診断基準が一部変更された.
●WHO分類改訂第4版の“好酸球増加症と遺伝子再構成を伴う骨髄性/リンパ性腫瘍”は,WHO分類第5版では“好酸球増加症と特定の遺伝子再構成を伴う骨髄性/リンパ性腫瘍”に変更された.新規病型として,JAK2再構成,FLT3再構成,ETV6::ABL1融合遺伝子が追加された.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.