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今月の特集 クローン性造血に関する知見と課題
クローン性造血と心血管疾患
Clonal hematopoiesis of indeterminate potential and cardiovascular diseases
福本 義弘
1
1久留米大学医学部内科学講座心臓・血管内科部門
キーワード:
未確定の潜在能をもつクローン性造血
,
CHIP
,
TET2
,
JAK2
,
DNMT3A
,
動脈硬化
,
心不全
,
大動脈弁狭窄症
Keyword:
未確定の潜在能をもつクローン性造血
,
CHIP
,
TET2
,
JAK2
,
DNMT3A
,
動脈硬化
,
心不全
,
大動脈弁狭窄症
pp.1413-1421
発行日 2022年12月15日
Published Date 2022/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542203186
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Point
●未確定の潜在能をもつクローン性造血(CHIP)は加齢とともに増加し,インターロイキン(IL)-1βやIL-6を介して動脈硬化,心不全,血栓症などの発症リスクを上げる.
●骨髄増殖性腫瘍患者において,腫瘍変化をきたした骨髄細胞が末梢血中を循環し,心血管病を惹起する.
●CHIPのうち,高頻度で認められるのがDNMT3A,TET2,ASXL1,JAK2である.
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