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免疫・輸血
最近のイムノクロマト法の精度はどうですか?
稲野 浩一
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1デンカ株式会社 デンカイノベーションセンター ライフイノベーション研究所 ダイアグノスティクス研究部
pp.390-391
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202651
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イムノクロマト法の精度を支配する要因
イムノクロマト法試薬が医療機関で一般的に使われるようになったのは2000年ごろからなので,約20年が経過したことになる.インフルエンザウイルス感染の抗原検査を中心に,より簡便に,より早く,より精度が高い,試薬が各メーカーから開発されてきている.イムノクロマト法の精度を支配する要因はいくつかあるが,主なものとして①キット自体の精度,②事前確率,③検体採取時期と量が挙げられる.全ての要素がキットの感度と特異度に影響する.
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