Japanese
English
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える
総合診療・救急医が望むパニック値報告
Panic value report desired by general physician and emergency doctor
須﨑 真
1,2
,
安武 正弘
1,2
1日本医科大学付属病院救急・総合診療センター
2日本医科大学大学院医学研究科総合医療・健康科学分野
キーワード:
パニック値
,
アンダートリアージ
,
優先順位
,
情報伝達技術
,
ICT
Keyword:
パニック値
,
アンダートリアージ
,
優先順位
,
情報伝達技術
,
ICT
pp.1324-1328
発行日 2020年11月15日
Published Date 2020/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202507
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●総合診療・救急診療で遭遇する患者には,初期評価で軽症に見えても後で重症と判定される症例が比較的多いため,パニック値報告は重要な意味をもつ.
●臨床検査技師によるパニック値報告は,確定診断よりも生命危機にかかわる病態の迅速な把握と救急処置のために重要である.
●パニック値を迅速かつ正確に共有するために,多職種間での情報通信技術(ICT)などの活用も推進すべきである.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.