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今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
長期合併症—悪性腫瘍
HIV associated malignancy
味澤 篤
1
1東京都立北療育医療センター
キーワード:
後天性免疫不全症候群(AIDS)指標悪性腫瘍(ADC)
,
非AIDS指標悪性腫瘍
,
NADC
,
悪性リンパ腫
,
Kaposi肉腫
,
KS
,
肺癌
Keyword:
後天性免疫不全症候群(AIDS)指標悪性腫瘍(ADC)
,
非AIDS指標悪性腫瘍
,
NADC
,
悪性リンパ腫
,
Kaposi肉腫
,
KS
,
肺癌
pp.592-597
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202020
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Point
●抗ヒト免疫不全ウイルス(HIV)療法の進歩によりHIV感染者の予後は改善し,日和見感染症の減少のみならず,後天性免疫不全症候群(AIDS)指標悪性腫瘍(ADC)である非Hodgkinリンパ腫(NHL)およびKaposi肉腫(KS)の頻度は低下した.
●HIV感染者の死因として,非AIDS指標悪性腫瘍(NADC)をはじめとする非AIDS関連疾患の重要性が増している.
●HIV感染者では,非HIV感染者に比べ,大腸・直腸癌,膵臓癌,喉頭癌,肺癌,メラノーマ,乳癌,前立腺癌の予後が不良である.
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