Japanese
English
今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
脳血管障害における先制医療
Preemptive therapy in cerebrovascular diseases
植木 香奈
1
,
吾郷 哲朗
1
,
北園 孝成
1
1九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
キーワード:
頸動脈狭窄
,
心原性脳塞栓症
,
大脳白質病変
,
脳血管障害関連遺伝子
,
脳微小出血
,
CMBs
Keyword:
頸動脈狭窄
,
心原性脳塞栓症
,
大脳白質病変
,
脳血管障害関連遺伝子
,
脳微小出血
,
CMBs
pp.26-31
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201848
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Point
●脳ドックの普及などにより,無症候性脳血管障害の発見が増えている.無症候性病変を症候化させないための先制医療が必要である.
●脳血管障害のなかで,最も重症度が高く寝たきりや介護の原因となる心原性脳塞栓症に対しては,特に積極的な先制医療を施す必要がある.
●脳血管障害ハイリスク患者では,発症後の転帰まで考慮に入れた先制医療を施すことも必要かもしれない.
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