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今月の特集2 smartに実践する検体採取
—採取条件が検査結果に及ぼす影響①—糞便検査における検体採取
Specimen sampling in a fecal examination. Effects of sampling conditions on examination results
松田 圭二
1
,
岡本 耕一
1
,
土屋 剛史
1
,
藤井 正一
1
,
野澤 慶次郎
1
,
橋口 陽二郎
1
1帝京大学医学部外科
キーワード:
肛門管
,
解剖
,
スワブ
,
便
,
検体採取
Keyword:
肛門管
,
解剖
,
スワブ
,
便
,
検体採取
pp.306-314
発行日 2016年3月15日
Published Date 2016/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200729
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Point
●スワブを用いて直接患者から糞便を採取する際は,直腸肛門部の解剖を理解しておく必要がある.
●気を付けるべき点は,直腸穿孔と腟への誤挿入である.臀部をよく開いて肛門を直接観察しながらスワブを挿入することが大切である.
●抗菌薬投与前に検査を行うのが原則である.
●糞便を採取したら,可及的速やかに検査室へ提出する.
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