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今月の特集2 感染症サーベイランスの実際
国公立大学附属病院感染対策協議会が行う感染症サーベイランス事業
Surveillances by Japan Infection Prevention and Control Conference for National and Public University Hospitals
高倉 俊二
1,2
1京都大学医学研究科臨床病態検査学
2京都大学医学部附属病院検査部・感染制御部
キーワード:
国公立大学附属病院感染対策協議会
,
薬剤感受性・耐性菌検出サーベイランス
,
医療関連感染・デバイス関連感染サーベイランス
,
抗菌薬使用量調査
Keyword:
国公立大学附属病院感染対策協議会
,
薬剤感受性・耐性菌検出サーベイランス
,
医療関連感染・デバイス関連感染サーベイランス
,
抗菌薬使用量調査
pp.796-800
発行日 2015年8月15日
Published Date 2015/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200394
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Point
●国公立大学附属病院感染対策協議会では,その中核事業としてデバイス関連感染や手術部位感染,抗菌薬使用状況調査,耐性検出状況(耐性率,緑膿菌感受性)等の多施設サーベイランスを行っている.
●本サーベイランスの結果は部分的にしか公表されていないが,病院の性格や規模,診療体制の似た病院群である国公立大学附属病院におけるサーベイランスであるため,結果がベンチマークとして参加施設が比較・参照しやすいものになっている.
●サーベイランス結果の公表,細菌検査部門における検査方法やデータ抽出の高いレベルでの標準化,各サーベイランスの部門間サポートの拡充,が今後の課題である.
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