Japanese
English
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際
感染症法によるサーベイランス事業
Infectious disease surveillance based on the infectious diseases control law
大石 和徳
1
1国立感染症研究所感染症疫学センター
キーワード:
感染症法
,
類型分類
,
感染症サーベイランスシステム(NESID)
,
全数把握疾患
,
定点把握疾患
,
病原体サーベイランス
Keyword:
感染症法
,
類型分類
,
感染症サーベイランスシステム(NESID)
,
全数把握疾患
,
定点把握疾患
,
病原体サーベイランス
pp.802-808
発行日 2015年8月15日
Published Date 2015/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200395
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
Point
●感染症サーベイランスの目的は,収集した感染症情報を解析し,発生動向の監視,疾病対策の評価,発生動向の予測を行うことである.
●病原体の感染力と,罹患した場合の疾患の重篤度などから,感染症は1〜5の類型に分類されており,2015年1月の時点では110疾患が届け出疾患となっている.
●インフルエンザサーベイランスでは,約5,000の医療機関からなるインフルエンザ定点からの患者数が集計され,ウイルス検査は,地方衛生研究所,国立感染症研究所などで実施されている.
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.