今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
扉
山田 俊幸
pp.601
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542200350
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臨床検査医学は総合科学であり,ある検査項目に焦点をあてるなら,その被測定物資の基礎医学的側面,検査技術論,制度管理状況といった“検査学”と,臨床的意義についての“臨床応用学”を網羅するものです.市販されている検査ガイドブック的なものは,このコンセプトで編集されており,実際,重宝されていますが,この2つの側面をそれぞれのプロフェッショナルに執筆いただいたら,さぞ深みのあるものになるに違いないと思い立ち,“腫瘍マーカー”で実現してもらいました.実際に話し合ってコラボしていただいたわけではありませんが,あたかも協議されたように,それぞれの立場で見事にまとまっています.AFP・PIVKAⅡ,CEA,CA19-9,PSAについては,どの解説書よりも立派なものになったと自負しております.ぜひ,日々の業務にお役立てください.
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