学会だより 第54回日本臨床検査医学会学術集会
斬新な企画を盛りこんだ臨床検査の大連合大会
岩谷 良則
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1大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻医療技術科学分野生体情報科学講座
pp.240-241
発行日 2008年2月15日
Published Date 2008/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542101535
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第54回日本臨床検査医学会学術集会が,関西医科大学医学部臨床検査医学講座の高橋伯夫教授を集会長として,2007年11月22日~25日に,大阪国際会議場で開催された.この学会は,第47回日本臨床化学会年次学術集会(熊谷俊一年会長 神戸大学大学院医学系研究科生体情報医学講座臨床病態・免疫学分野教授)との連合大会であり,また,2005年から近畿地方で同時開催されていた3つの臨床検査関連学会の連合大会も同時に開催された.その近畿の学会は,第47回近畿医学検査学会(森嶋祥之学会長 大阪府臨床検査技師会会長)と第50回日本臨床検査医学会近畿支部総会(岩谷良則総会長 大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻生体情報科学講座教授)と第27回日本衛生検査所教会近畿支部学術研究発表会(佐守友博学術委員長 日本医学臨床検査研究所所長)である.したがって,今回の学会は,臨床検査に携わるすべての医療人が参加する大連合大会となり,参加者総数が3,000人を超える大盛会となった.
今学会は「医療を活かす臨床検査」をテーマに,斬新な企画が盛り込まれていた.そのいくつかをここでご紹介したい.
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