今月の主題 病原微生物の迅速検査
各論 消化管感染症起因菌の迅速検査
腸管出血性大腸菌O157抗原,ベロトキシン
河野 原吾
1
,
本田 武司
1
Gengo KOHNO
1
,
Takeshi HONDA
1
1大阪大学微生物研究所細菌感染分野
キーワード:
腸管出血性大腸菌
,
O157:H7
,
分離培養法
Keyword:
腸管出血性大腸菌
,
O157:H7
,
分離培養法
pp.163-168
発行日 2003年2月15日
Published Date 2003/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100900
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〔SUMMARY〕 臨床検査の分野では,迅速に精度良く,臨床に即した検査結果を報告することが求められている.腸管出血性大腸菌O157:H7感染症の治療においても,迅速な検査結果が求められる.ここでは,基本的な分離培養法を解説するとともに,今後さらに重要となるであろう各種迅速診断法の臨床的有用性について解説する.〔臨床検査 47:163-168,2003〕
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