学会だより 第53回日本臨床検査医学会学術集会
改正感染症法案と微生物検査の精度維持
友田 豊
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1旭川医科大学病院臨床検査・輸血部輸血・細胞療法部門
pp.222
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100433
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第53回日本臨床検査医学会学術集会が2006年11月9日から3日間にわたり,青森県弘前市の弘前市民会館・弘前文化センター・ホテルニューキャッスルで開催された.本学会の青森県での開催は初めてであり,また,中間法人となって最初の開催であった.さらに今回は,数年続いた日本臨床化学会との連合大会といった形式をとらず,地元青森県医学検査学会との合同開催とし,地元技師会員が多数参加した活気ある地元密着型の学術集会であった.
今学会のメインテーマとして掲げられたのは「臨床検査ルネサンス」であり,臨床検査の活性化と復権,新たなる飛躍への意気込みを感じさせるプログラム構成であった.内容としては,「臨床検査の未来を切り開く新しい検査」に関するシンポジウムに大きく時間を割り当てるなど近未来を見据えたものであり,高品質な臨床検査成績を提供するためのシンポジウム,教育講演に力を入れていた.
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