今月の主題 脳脊髄液
各論
自動血球測定装置による髄液細胞分画検査―ADVIA120/2120によるCSF Assay
秋葉 俊一
1
,
山田 巻弘
1
,
有賀 仁美
1
Shunichi AKIBA
1
,
Makihiro YAMADA
1
,
Hitomi ARUGA
1
1バイエルメディカル株式会社カスタマーサービス&サポート部
キーワード:
CSF
,
自動化
,
ADVIA120/2120
,
フローサイトメトリー
Keyword:
CSF
,
自動化
,
ADVIA120/2120
,
フローサイトメトリー
pp.393-400
発行日 2005年4月15日
Published Date 2005/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542100128
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
〔SUMMARY〕 中枢神経系感染症の迅速な診断は,治療とその効果に大きく影響するといわれており,この診断に髄液細胞数算定と分類検査は欠かすことができない.しかし,本検査は緊急性が高いことに加え,髄液細胞の変性が早いことや施設間差,技師間差があることなどの難題が多く,自動化が望まれていた.これらの背景を受け,バイエル社では自動血球測定装置を用いて髄液中の細胞数算定と分画測定を行うアプリケーションを開発したので,その詳細を紹介する.〔臨床検査 49:393-400,2005〕
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.