連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第90回
ヨーロッパの新しい急性期病院の建築
河口 豊
1
1広島国際大学医療福祉学部医療経営学科
pp.336-340
発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541903520
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2001年の9月15〜29日,社団法人日本医療福祉建築協会の海外医療福祉建築視察団として欧州の4大都市(ベルリン,パリ,ミラノ,ロンドン)を中心に視察した.ニューヨークのテロ事件直後,厳重な空港警護の中の旅行であったが,新しい病院建築を知る機会を得たので報告する.
まず,特に印象に残ったことを初めに触れよう.1)ヘルスケア・リフォームを目の当たりにした,2)民営化が進んでいる,3) EBMと環境問題への取り組みが進んでいる,また,看護単位の規模や小規模病室化などは改めていうまでもない.
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